今年はベートーヴェンが生まれてから250年だったのをご存知でしょうか?
有名な作曲家は生誕〇〇年など記念になる年にお祝いのコンサートや催しが沢山行われます。
コロナ禍でなければ、2020年世界中のコンサートホールはベートーヴェンの音楽で溢れていたはず…
ご本人も天国でさぞやガッカリしていることでしょう。
しかしながら、ラジオやTVのクラッシック音楽番組では盛んに取り上げています。
今年もあとわずかですがまだ間に合いますので、是非ベートーヴェンの音楽に親しんでください。
彼はクラッシックの作曲家でありながら、今までの慣習を打ち破り様々な新しい試みをしています。
このピアノ協奏曲第5番でもそう!
協奏曲は長々オーケストラでの序奏を聴いてから、いよいよという感じでソロのパートが登場します。
それが当時のスタイルであり常識でした。
しかしこの曲は、ジャーン!!! とオーケストラが鳴った直後、いきなり華やかなピアノの演奏が始まる。
現代の私たちにとっても結構インパクトありますもの。
初演を聴いた人々は相当度肝を抜かれたことでしょう。

 

 

織田真紀ピアノ教室主宰

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